すべてのジャンルはマニアが潰すに思う絶妙なバランス。
今年もフジロックが終わったらしい。
去年よりも動員は多く盛況におわったとのこと。
ただし一方で今回のフジロックのラインナップ等についていろいろと意見が出ているみたい。
「フジロックの行方」と「すべてのジャンルはマニアが潰す」という話
http://shiba710.hateblo.jp/entry/2015/08/11/084105
これに同感というか思うところがあったのでツイッターに記載した。
166件のコメント http://t.co/NINyJY4HpK “「フジロックの行方」と「すべてのジャンルはマニアが潰す」という話 – 日々の音色とことば” http://t.co/Z22Zci2zyr #コンテンツ #仕事 #イベント
— Yusuke hanazawa (@HanazawaYusuke) 2015, 8月 17
マニアだけに向いているとそのジャンルは衰退する。かといって新規だけに向くとマニアはさっていく。特にエンタメはこの問題に悩まされる。マニアにはしっかりと満足させそれでいて新規も入ってくるという状況は本当に難しい。あれですよ、昔あった好きなバンドがメジャーデビューすると離れてしまうや — Yusuke hanazawa (@HanazawaYusuke) 2015, 8月 17
つ。このバランスが出来るのが本当のエンタメになるんだろうなぁと改めて思う。マニアがジャンルを潰すってのは正解だと思うけども間違いだとも思う。そのギリギリのバランスをとりつつ成長していければと。
— Yusuke hanazawa (@HanazawaYusuke) 2015, 8月 17
だからこのフジロックの運営側は本当に大変だと思う。マニアが唸るようなアーティストを呼べば満足度は高いが、集客で絶対苦戦する。集客できるEDMやアイドルをよべば新規はあつまるが、コアな人たちからは批判をうける。「こんなのフジロックじゃない」ってね。 どうするかっていうとどちらにも — Yusuke hanazawa (@HanazawaYusuke) 2015, 8月 17
寄らず、コンセプトに沿ってそれに基づいているかどうか?で判断しなければならない。フジロックのコンセプトはわからないけどもどのエンタメもそうだと思う。そして多くの成功しないものはマニアだけに向けてやっている。だからコア層はめちゃくちゃ喜ぶ。そのイベントは超盛り上がる。だから錯覚する
— Yusuke hanazawa (@HanazawaYusuke) 2015, 8月 17
これは間違ってないってね。そして新規が入らず気づかないくらいに緩やかな下降線をたどる。これが怖い。 と偉そうに語ってみるが自分もコンセプトをぶれずにしっかりやれるようにならないと。 — Yusuke hanazawa (@HanazawaYusuke) 2015, 8月 17
といった感じだ。
本当にこの絶妙なバランスはとっても難しいし、なによりもこれを継続していくのがもっと難しい。この時代は趣味やエンタメ等が多い、から人々の使う時間というのは限られている。その中で自分たちのコンテンツを大切に育てて行かなくてはならないし、応援してくれるファンは離してはいけない。
という葛藤のなかで運営さん頑張ってください!としか言えないんですどね。
たとえば僕の好きなジャンルで例えるとK-1がそうだった。
かつては競技性を重視しその中でキャラクターをつけていった。
そしテレビの魔力にやられテレビ的になにが受けるか?を作らないといけない状況になってしまった。その結果が本来のコンセプトである「立ち技最強はだれか?」というコンセプトから外れた曙VSボブサップである。
たしかにメディアにはうけたし、話題もとった。しかしその結果どうだろうか?K1は徐々に衰退していった。本来のコンセプトからはずれてしなったからだ。もちろん曙もボブサップも強かったと思う。ただし誰が最強か?というところではない、立ち技のファンはその時は良かったかもしれないが徐々に離れていくわけだ。もちろん普通の最強を求めたK1もあるにはあった。ただメインストリームからは外れてしまったのだ。
このバランスが大事である。もしあれをメインではなくて、前座等の盛り上げる試合としてやっていたなら、コンセプトがずれなければ衰退しなかったのではないかと思ったりもする。
ま、他にも色々な問題はあると思いますけどね。コンセプトって大事ってお話でした。
sssss